第8夜「嘆きの銃声(ブラスト)」
ナイト・クラスの月の寮に突然、一条の祖父が訪れるという知らせが入った。 一条の祖父はヴァンパイアの世界の大物で、“一翁”と呼ばれ恐れられている人物。ナイト・クラスの中にも珍しく動揺が走る。 黒主学園にやって来た一翁は、ヴァンパイアの間ではタヴーとされている、純血種である枢の血を吸おうとするなど、何かと騒動を振りまくが、それは、これから起こる波乱の幕開けであった。