ISDAのドラゴノーツ隊はエースのライナ・クロムウェルを筆頭に、精鋭ばかりが揃ったチームである。また、華々しく活躍する彼らを目標として、日々訓練に励んでいるパイロット候補生たちもいる。そんなドラゴノーツの卵たちの中から、目覚ましい成績を上げて本隊への配属も間近だというタチバナ・カズキ君に、今の心境を聞いてみた。
——ドラゴノーツ隊への配属が決まりそうだということですが。
「はい! ただ、今の段階ではまだ最終的な適性試験の結果が出ていないので何とも言えないのですが、もし本当にドラゴノーツになれるのなら、とてもうれしいですね」
——ドラゴノーツへ入隊しようと思ったきっかけは?
「子供の頃から宇宙が好きで、アストロノーツ養成学校へと進学し、卒業後にISDAに入局しました。夢だった宇宙へ出られるということ、そして人類を守るという重大な使命にやりがいを感じ、自分から志願して今の道を選びました。なので、自分がドラゴノーツになって、開発中の宇宙機に間近で接することができるなんて、夢のようです!」
――憧れている先輩はいますか?
「やはり、ライナさんのような豊富な経験と実力を持った人は尊敬します。一日も早く自分もその域に近づけるように、努力していきたいです」
――今後の夢や目標はありますか?
「そうですね……。ドラゴノーツとしての使命とはちょっとずれてしまうかもしれませんが、実は養成学校時代に親友と別れてしまったきり、しばらく会っていないんです。でも、彼もきっと今頃どこかで同じ目標を持って頑張っていると信じています。いつの日か彼と再会ができて、一緒にドラゴノーツ隊に入って昔のように過ごせたらうれしいなと、そういう願いを僕は持っています」
――ドラゴノーツとしてのカズキ君の活躍に大いに期待しています!
「ありがとうございます! 必ず地球を守ってみせます!!」
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